かかりつけ医」アンケート調査
── 医療機関に対する調査結果 ──
平成11年9月 粕屋医師会かかりつけ医推進委員会

医療機関住所
 古賀市 27
 新宮町 11
 久山町 1
 篠栗町 8
 粕屋町 16
 志免町 21
 須恵町 11
 宇美町 16
主な標榜科目
 内科 40
 眼科 8
 産婦人科 8
 胃腸科 4
 精神科 4
 整形外科 9
 泌尿器科 2
 耳鼻科 4
 外科 10
 小児科 6
 皮膚科 5
 脳外科 3
 循環器科 4
 消化器科 1

1.往診(患者さんから依頼を受けて行う)について
A. 診療時間内および外に関係なく可 20(18%)
B. 診療時間内のみ可 24(22%)
C. 条件により可 46(41%)

・ 救急の場合
・ 救急車等必要
・ 新患の救急は不可
・ 他の患者の状況次第
・ 診療の間にいける場合のみ
・ 医師が二人在院時
・ 在宅看護可能な患者のみ
・ 昼休み時間で可能な地域
・ 時間外は通院患者が望ましい
・ 水、土、日曜以外であれば可能
・ 寝たきりなど、患者の状態による
・ 時間的にいつでもすぐというのは無理
・ 往診は午前9時から午後10時まで
・ 外来患者優先、かかりつけ患者の急変など
・ 往診依頼時刻、距離、患者の病状について相談のうえ
・ 夜間は医師一人であるため対応できる患者は限られる
・ 依頼の日時を当院で決定、変更できること
・ 精神状態が悪く受診できない場合(診療歴のある患者)
・ 小児は原則として来院が望ましいが、障害があるなど来院できない事情があれば相談のうえ
・ 通院中の方で状態が比較的わかっている場合、診療時間内外に関係なく、スタッフ等の条件

D. 応じない 16(14%)
E. 無回答 5( 5%)

2.

「後方支援医療機関」としての条件は @24時間体制 A緊急時の受け入れ体制が整っている(入院応需)ですが、先生の医療機関では「かかりつけ医」後方支援医療機関として参加されますか(有床診療所、病院の方のみ回答)

A. 参加する 19(30%)
B. 参加しない 45(70%)

3.訪問診察(計画的に訪問し診察すること)について

A. 応じる 70(63%)
B. 応じない 35(32%)
C. 無回答 6( 5%)

4.時間外、夜間診療の可否
A. 可 27(24%)
B. 条件により可 42(38%)
・ 出産、産科病患のみ
・ 在宅、在院時
・ かかりつけの患者のみ
・ 緊急時
・ 事前に予約が必要
・ 原則として不可
・ すでにカルテがある場合
・ 医師、看護婦の状態による
・ 慢性疾患の患者でかかりつけの患者は可
・ 同日診療した患者、またはそれに準ずる患者、又は往診患者に限る
C. 不可 40(36%)
D. 無回答 2( 2%)

5.診療時間外の対応
A. 電話、携帯電話、ポケットベルなどにて対応可能 73(66%)
B. 応じられない 34(30%)
C. 無回答 4( 4%)

6.先生の医療機関では訪問看護をされてますか
A. している 27(25%)
B. していない 84(75%)
7.先生の医療機関ではデイ・ケアをされてますか
A. している 11(10%)
B. していない 99(89%)
C. 無回答 1( 1%)
8.在宅死を含んだ在宅ターミナルケアーについて
A. 対応可能 29(26%)
B. 対応不可能 58(52%)
C. 条件により対応可能 22(20%)
・ 家族の納得
・ 診療時間内
・ 体制が整っているとき
・ 当院・当医で対応可能な病状
・ 家族の理解と協力下において
・ 休日、年末年始、昼休みは不可
・ 在宅医療の限界を十分理解してもらえる場合
・ 病状、家族の介護、支援等の条件がそろえば可
・ 日/祭日、夜間、時間外の急変時は後方病院に依頼
・ 積極的な治療はしないと限った患者のみ(癌末期など)
・ 通院中の方で本人や家族の状態、様子がわかっている場合
・ 医師と患者、その家族のコミュニケーションが十分取れている場合

D. 無回答 2( 2%)

9.在宅医療にかかわると年中無休、24時間拘束といったイメージがあるが
A. 可能な限り努力すべきことである 40(36%)
B. 個人の医師が対応すべき問題ではなく、病診連携などの後方支援体制での対応が望ましい
   32(29%)
C. 在宅医療に携わらないため回答できない 29(26%)
D. その他ご意見があればご記入ください 4( 4%)
将来的にはシステムを作っていくべき
・ A,Bがリンクしての対応が望ましい
・ 複数の主治医で対応する方法もありそうです
・ 出来る限り努力はするがAとまでは思わない
・ 一人の医師が「365日在宅」は無理 病診、診診連携は必要
・ 現在の住宅事情を考えるとそんなに忙しくなるとは思えない
・ 過去に経験しているが心身の疲労や忍耐は、仕事に対する満足感や家族や患者からの感
  謝による充足感など以上に過酷なものであった

・ 各施設によって対応の限界がある。24時間体制が必要な場合は入院医療があると思う
・ 不在時などは他の医師と連絡をとり対応できるよう努力しているが、確保が難しい場合が多い

E. 無回答 6( 5%)

10.病診、診診、病病連携について

A. 積極的に行っている 51(46%)
B. 行っている 46(41%)
C. 行っていない 10( 9%)
D. 無回答 4( 4%)

11.「かかりつけ医」として患者から相談を受けることについて
A. しばしば相談を受け、対応している 37(33%)
B. 時々相談を受け、対応している 42(38%)
C. 相談を受けたことがない 25(22%)
D. 深く立ち入りたくない 4( 4%)
E. 無回答 3( 3%)

12.「かかりつけ医」として努力すべきことは(複数回答可)
A. 休日、時間外の対応 47(21%)
B. 往診 46(20%)
C. 病診、診診、病病連携などの適切な紹介機能 92(40%)
D. 在宅医療の実践 38(16%)
E. その他 6( 3%)

・ 必ず医師在宅が必要
・ 患者を家族単位で把握すること(家族構成、病歴等)
・ 問診

13.「かかりつけ医」として不安なことは(複数回答可)
A. 休日、時間外の対応 68(44%)
B. 後方支援医療機関の体制 43(28%)
C. 在宅医療への対応 31(20%)
D. その他 13( 8%)
・ 医師不在時の対応
・ 医療訴訟
・ 眼科のかかりつけ医とは?
・ かかりつけ医という言葉の定義が不明確
・ 仕事に忙殺され自分の時間がなく、すべてに対応できないことも生じる